対面型 インテンシブコース

対面型 インテンシブコース

わずか11日間の夏季限定集中プログラム。
幼児期から小学校高学年までの子どもに英語を教えるための知識と指導スキルを、通学しながら短期間で身につけるコースです。
対面型 インテンシブコース授業の様子
対面型 インテンシブコース授業の様子

コースの特長

1. 短期間で集中して仲間と学べる

学生、学校の先生など、夏休みを利用して集中的に学びたい方に人気のコースです。
「児童英語の先生として活躍したい」「子どもたちにより良い英語指導をしたい!」という想いで、受講生同士でモチベーションを保ちながら学習ができるのが特長です。

2. 振替制度で、期間内に受けられなかった授業も受講可能

お仕事やご家庭の事情などで欠席した授業は、振替制度があるので次に開講されるコースに無料振替が可能です。

3. 気になったことはその場で質問できる

どの講師も親しみやすく、ご質問いただいた内容には丁寧にご回答いたします。

学習内容について気になること、分かりにくかったことがあればその場で解決できるのも対面型コースのメリットです。

このコースで学習できること

・子ども英語(幼児・児童英語)指導者として必要となる要素や適正

・第二言語習得理論と発達心理学の基礎と、早期英語教育における指導者の役割

・フォニックスを用いた指導法

・小学校低学年から高学年までの発達段階に応じたレッスンプランの作成方法と、さまざまな指導法

・小学校学習指導要領の理念と、小学校外国語教育に関する知識

コース概要

授業時間数 約60時間
開講時期 7〜8月中の11日間
次回開講:2024年夏予定
授業曜日 月・水・金・土(週4日)
※日程表は開講期ごとに当校が設定
授業時間 10:00〜17:00
※1時間の昼休みあり
開講教室  学院教室(東京・千代田区)
受講料 入会金     11,000円(税抜価格 10,000円)
授業料  231,000円(税抜価格 210,000円)

※授業料内に5万円相当の教材費も含まれています。

カリキュラム

  • 小学校英語の理念

    • 加速度的にグローバル化する現代社会において、初等教育現場における外国語教育の必要性がますます高まっています。子どもたちを取り巻く外国語学習の環境が変容し続ける中で、指導者は子どもたちがなぜ・どのように外国語を学ぶのかを正しく理解する必要があります。この科目では、日本国内の小学校において外国語教育が取り入れられた経緯と、その目的・理念について理解し、小・中・高等学校の外国語教育全体を見通した際の小学校における役割について考えます。また、多様化がすすむ教育現場における指導者の役割についても学びます。

  • 子どもの言語習得

    • 子どもが母語以外の言語を学ぶにあたり、母語習得や第二言語習得の理論から言語習得の特徴を理解することは非常に重要です。この科目では、発達心理学、認知心理学、言語脳科学から見た子どもの言語認識と学習過程を理解することにより、授業を運営するときに直面するさまざまな状況に対応できる力を育成します。また、学問としての理論ではなく、児童英語指導の実践を支えるための理論の習得を目標とします。

  • フォニックス教授法

    • 小学校で英語の「読み」「書き」の指導を行うためには、土台となる文字の正確な「読み」ができなければなりません。この科目では、子どもたちの英語の音に対する認識を高めるための方法と、音と文字の関係の指導に広く使われているフォニックス指導の基本について学びます。受講生は正確な音をマスターし、文字指導につなげるためのさまざまな手法を身につけます。

  • クラスルーム・イングリッシュ

    • 英語によるコミュニケーションを日常生活の中で意識させるには、指導者が教室内での子どもたちとのやり取りを英語で行うことが効果的です。さらにクラスルーム・イングリッシュを活用することで、日本人指導者と外国人ALTとのコミュニケーションを円滑にする手助けとなります。この科目では、学校内、教室内で使用する基本表現を学び、授業内で効果的に英語を使えるようになることを目標とします。

  • 幼児への指導法

    • この科目では幼児期の、3歳児から4歳児(幼稚園における年少)の子どもに英語を指導するための方法について、学習テーマ選び、歌・リズム指導の実践方法や、学習環境づくりのポイントなどについて演習を通して学びます。

    • ※インテンシブコースでは、指導法の基礎についてのみ扱います。応用を学習する科目は、オプションにて受講可能です。

  • 低学年への指導法

    • 小学校低学年(1・2年生)への英語指導の技術を身につけます。この科目では、低学年の特徴と、幼児との違いを理解するとともに、発達心理学を踏まえ、認知レベルを考慮したアクティビティ(歌、チャンツ、読み聞かせ、ゲームなどの言語活動)を紹介します。また、受講生自身が先生役となり実践的に指導スキルを学びます。

  • 中学年への指導法

    • 小学校中学年(3・4年生)は、いわゆる言語の臨界期を迎える年齢の子どもたちであり、また小学校では外国語活動として週1回の英語学習を行う段階です。この頃の子どもたちの発達段階的な特徴と、小学校での学習内容などを踏まえた様々なアクティビティや、文字指導につなげていく方法などを取り上げ、指導技術のレベルアップを目指します。

  • 高学年への指導法

    • 小学校高学年(5・6年生)は、論理性が発達する年齢であり、また小学校においては「外国語科」で週2回の英語授業を行う学年です。「聞く」「話す[やり取り・発表]」「読む」「書く」の4技能5領域を使った様々な言語活動例を紹介し、子どもたちの英語によるコミュニケーション力やプレゼンテーション力を育てるための指導方法について学びます。

  • レッスンプランニング

    • 子どもたちが安心して授業に参加し、興味をもって外国語学習に取り組むためには、指導者自身が「いつ」「何を」「どのように」行えばよいのかをしっかり把握しレッスンプラン(指導計画)を作成する必要があります。この科目では、年間指導計画、単元指導計画から見た1時間の授業の組み立て方を学び、またこの授業までに学んだことを活かして、レッスンプランを作成します。また、各学年にあった題材選定や教具選びについても実例を通して学びます。

  • 小学校英語(活動型・教科型/学習評価)

    • 学習指導要領に示されている「外国語活動(小学校3・4年生)」と「外国語科(5・6年生)」の指導目標と内容を理解し、小学校英語で使用されているテキストの『Let’s Try!』(外国語活動用)と、小学校外国語検定教科書から指導内容例を取り上げ、授業を行う際の手法やポイントを学びます。また、小学校英語における評価の考え方と評価方法例についても学習します。

  • 異文化・国際理解教育

    • 国際理解教育の本質は、「自己」と「他者」をどのように認識し、それぞれいかに自己の態度・行動につなげていくかということです。国際理解教育では、異文化を知ることにとどまらず、異文化を通して自国の文化を再認識し、異文化を尊重する態度や異文化をもつ人々と生きていく実践的な能力、資質を育てていくことが求められます。この科目では、国際理解を深めるための学習活動について具体例から学び、また異文化理解の入口として子どもたちが親しめる「ハロウィーン」や「クリスマス」といった行事の要素を取り入れたレッスン運営の方法・工夫について学びます。

  • 教育演習

    • 当講座の集大成として、これまで学んできたことを活かして模擬レッスンを行います。受講生それぞれが指導年齢・学年とテーマなどを決め、対象となる子どもの年齢・学年にあわせたレッスンプランと副教材・教具を作成し、先生役となって演習を行います。演習後には、講座担当講師からのフィードバックやアドバイスがありますので、学習のまとめとして自らの演習の様子を振り返るとともに、改善点などを確認することができます。

    • ※模擬レッスンの演習は、実際の子どもではなく他の受講生を生徒に見立てて行います。

  • レッスン見学

    • 神田外語キッズクラブの直営こども英語教室のレッスンの様子をご覧いただく機会をご用意しております。実際の教育現場で子どもたちに英語指導を行う場合には、レッスンプランに記載している内容を実践するだけではなく、子どもたちが安心して、楽しく言語活動が行えるよう、クラスコントロールに気を配り、時にはペアの指導者と的確にコミュニケーションを行うことも大切です。レッスン見学にご参加いただくことで、1回のレッスンの流れを確認でき、また参加している子どもたちのリアクションなど、机上の空論ではない指導現場の様子をご確認いただけます。

    • ※レッスン見学は録画授業による見学、またはオンライン見学となることがあります。

オプション

インテンシブコースのカリキュラムには含まれませんが、ご希望の方は別途オプションとしてお申し込みいただけます。

  • 外国人教員による英語授業

    • この科目では、英語を母語とする外国人教員によるオールイングリッシュの授業を通して、受講生の英語コミュニケーション力(聞く・話す・伝える)の向上を目標とします。授業は単なる英会話の練習ではなく、英語の手遊び歌や読み聞かせの手法、ストーリーを簡単な言葉で要約する方法などを学び、自信を持って英語でコミュニケーションが行えるようにします。またボディランゲージなどの非言語コミュニケーションの手法も取り入れることで、指導者としての「プレゼンテーション力」の向上も目指します。

  • 未就園児への指導法・幼児への指導法(応用)

    • 早期外国語教育の熱が高まる現代において、乳児期・幼児期から英語学習をスタートする親子が増えてきていますが、未就学児に外国語を指導する際には、児童期とは異なる手法でアプローチをすることが求められます。この科目では、乳児期・幼児期の子どもが英語に触れるにあたって、指導者がどのような点に注意し、クラス運営を行うべきか考えます。また、子どもたちおよび保護者が楽しく英語に親しめるようなテーマ選び、歌・リズム指導の実践方法、環境づくりなどについて演習を通して学びます。

修了要件

1. 総時間の8割以上の出席

2. 教育演習におけるレッスンプランの提出および模擬レッスン発表

※1及び2を満たし、規定の成績を修める必要があります。

使用教材

児童英語講師養成講座オンラインコース使用教材

・POP UP ENGLISH BOOK1 ワーク①、Pre③セット
・フォニックスvol.1セット
・オリジナルハンドアウト集
・『New Horizon Elementary English Course 5』(東京書籍)
・『New Horizon Elementary English Course 6』(東京書籍)
・『New Horizon Elementary English Course Picture Dictionary』(東京書籍)

受講生の声

  • 広恵さん

    私は自宅で英語教室を開設していますが、年齢に合った最も効果的な教授法や、子ども達がワクワクする楽しい授業はどういったものか常に悩み、考えていました。自分の指導には何が足りていないのかを客観的に見直し、より良い講師になろうという思いからこの講座を受講しました。小学校低学年・中学年・高学年のそれぞれの心理や特徴について学べ、各学年にあったアクティビティのワークショップはどれも充実したものばかりでした。特にアクティビティの取り入れ方については、自分たち受講生が生徒役を演じながら学んだのですが、いかに子どもの興味を引き、能力を上手に伸ばす授業をすることが重要か気づかされました。

  • 尾竹さん

    あっという間の11日間でした。講師の方々はみなさん児童英語教育のベテランの先生方で、現場での経験談なども加えながら、大変わかりやすい授業でした。授業では、グループや個人で授業プランを立て、マイクロティーチングを行うなど、とても実践的で役に立つものばかりでした。しかし、ただのhow toではなく、なぜこの時期の児童にこの指導が必要なのかという理論に基づいているため、納得しながら受講できました。申し込む前は通信教育で受けようかまよったのですが、教師は人を相手にするもの。直接先生から学び、同じ受講仲間と共にレッスンプランを考える。私はこの神田外語の講座を受講して本当によかったと思います。受講費が高いと考えている人に言いたいです。「それ以上のものを学べる講座です」と。

講座風景

お問い合わせ

0120-154-815 0120-154-815
受付時間:月〜土(祝日除く)9時半〜18時
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