「子どもに英語を教えてみたいけど、学んでおいた方がよいことはあるの?」
「児童英語講師の仕事に興味があるけど、資格は必要?どうしたらなれるの?」
子どもの習い事として毎年人気が高い英会話。もともと英語が好き、子どもが好きな方の中には、「自分でも英語を教えてみたい」「先生になってみたい」といった思いを持ったことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
・児童英語の先生になるには
・児童英語の先生に求められる要素
・子どもに英語を教えるためのノウハウを学ぶ方法
について紹介していきます。最後までお読みいただき、「児童英語の先生になりたい」という夢を叶える一助となれば幸いです。
児童英語の先生と一口にいっても、活躍方法や教える場所はさまざま。
例としては、「ボランティアで教える」「英会話スクールに応募して就職する」「小学校の英語指導補助の採用に応募する」「自分で英語教室を主催する」などが考えられますが、教える場所によって求められるスキルや応募条件も異なります。
■ボランティアで教える
この場合、特に資格などは必要なく教えることができます。ボランティア団体に登録し、教育系ボランティアで活動すると子どもたちに実際に英語を教える機会ができます。ただし、ボランティア団体の登録において英語力などの応募基準があることもありますので、ある程度の英語力を有していることは必要です。
■自分で英会話スクールを主催する
小さな規模であれば、地域の共有スペースを使って教室を主催したり、または大手の英会話スクールが行なっているホームティーチャーの説明会に参加して、講師として登録することで開校ができます。一方、個人のスクールだと先生の英語力や指導スキルが口コミや生徒募集に直結するので、日々自己研鑽が必要です。ご自身のお子さんやそのお友達に個人で英語を教える「ママ先生」も大勢活躍されていますよ。
■英会話スクールの採用に応募する
スクールによって採用基準は異なりますが、児童英語教室の多くが、TOEIC®600点程度または英検®2級程度の英語力を必要とする場合が多いので、英語資格を取得しているとよいでしょう。資格がないと就職できないということはありませんが、J-SHINE®のような、児童英語指導者としてのスキルを証明する資格を持っていると、応募の際に有利になることがあります。
■小学校の英語指導補助の採用に応募する
狭き門ではありますが、自治体によって年に1〜2回、小学校の英語授業をサポートする民間人材を募集することがあります。求められる資格は自治体や業務内容ごとに異なりますが、TOEIC®700点程度または英検®準1級程度の高い英語力が求められることが多いようです。一方、指導経験の有無は問われないことが多いので、英語力に自信がある方であれば応募することが可能です。
前項で解説した通り、児童英語の先生もある程度の英語力は求められます。ただし、大人と会話するような英会話力があれば良いかというと、そうではありません。ではどういったスキルが必要となるのでしょうか。
英語力は必要ですが、特に求められるのが子ども向けの指示語・教室英語(Classroom English)を自然に話せる力です。
大人のクラスと違い、児童英語の現場では子どもたちが日本語を使ってしまうこともしばしばあります。それに対して先生は、絶えず英語で子どもたちに話しかけ続け、子どもたちが自然に英語のシャワーを浴びられるようにしてあげる必要があります。例えば英語を使ってゲームをしたり、楽しく歌を歌ったりする時にも、どのようにやるのか、時には「絵」や「ジェスチャー」なども使いながらわかりやすく説明することも求められます。
子どもに英語を教えるためには、言葉以外の「絵」や「ジェスチャー」などで伝えることも必要と説明しましたが、絵カードやポスターなど、オリジナル教材を作る発想力や、英語絵本などを楽しく効果的に読む力も重要です。
また、普段日本語で行っている手遊びやゲーム、工作なども児童英語指導のヒントとなります。子どもに教えたい学習テーマに沿って、身近にあるものを活用して楽しく英語に親しませることができれば、良い先生になれるはずです。
今回の記事では、児童英語の先生として働く場合の例や、必要な英語力・スキルについてご紹介しました。
「児童英語の先生に憧れているけど、大学で専門的に学んだことがないし、児童英語について学習するスクールも色々あるので選べない・・・」
そういった方のために、神田外語キッズクラブでは、「児童英語講師養成講座」(J-SHINE®資格認定講座)を開講しています。
講座のおすすめポイントは3つです。
1.大学・専門学校を擁する神田外語グループの研究成果が活きたカリキュラム
神田外語キッズクラブは、語学が専門の神田外語グループ(神田外語大学・神田外語学院)が母体となったスクール。理論を学ぶ講義科目と、実技を学ぶ演習科目をバランスよく配置しています。
この記事でも触れた、教室英語(Classroom English)を学ぶ授業や、子どもの認知発達を踏まえたゲームの取り入れ方、教材作成のポイント、アルファベットの文字の綴りと発音の関係を学ぶ「フォニックス」指導の方法などを基礎から学習できます。
講座の修了者は、J-SHINE®認定資格の申請・取得をすることが可能です。
これまでにも、子どもに英語を教えたことが全くない方はもちろん、現役教員の方、育休中に自分で英語を教えたいという方、セカンドキャリアのためにスキルアップしたい方など・・・様々な方にご受講いただいています。
講座は、「対面型」と「オンライン」から選べる2つのコース設定。仕事やライフスタイルに合わせて受講することが可能です。特に、子育て中の方や、お仕事が忙しく平日はなかなかゆっくり時間が取れない・・・そんな方には「オンラインコース」がおすすめ。土曜日だけ全8回のZoom授業で教えるためのスキルを学び、先生として押さえておきたい知識・理論科目は動画授業で好きな時間に視聴することが可能です。
今回、こちらのコラムをご覧の皆様対象に無料体験授業を開催いたします!
開催日 |
① 8/26(金)10:00~11:00
② 8/27(土)10:00~11:00
③9/9(金)10:00~11:00
④9/10(土)10:00~11:00
|
参加方法 | Zoom |
備 考 |
*①②は幼児への指導法、③④は低学年への指導法をテーマに扱います。
*①②、③④はそれぞれ同内容です。
*ご参加希望日の2日前までにお申し込みください。
|
体験へのご参加方法はオンラインとなりますが、
実技指導が充実している「神田外語」のJ-
この記事の内容をまとめます。
・児童英語の先生になるために資格は必須ではないが、応募条件は場所によって様々
・教室向けの「口語的な英語力」と発想力が大切
・児童英語指導のノウハウを学ぶなら「児童英語講師養成講座」
この記事をご参考に、是非「児童英語の先生」への第一歩を踏み出してくださいね!